若手エリートコンサルタントの教育

2016.12.13 ビジネス哲学 人材 経営改善

私が介護に入る前、うちの会社には
大企業が採用活動アドバイスを依頼してくるほど
高学歴な奴であふれました。

鼻血ブーなブランド大学の「本学の卒業生が主に就職している先」に載せられときには
クラクラしたわ
めんどくせー

そんな超鼻血ブー大学出身の若手鍛錬に
現場に行ってもらいます。

ある日、町工場の社長からの相談事
若手エリート君勇んで出撃

さわやかにご帰還するので
違和感があって報告してもらったワケ

エ「いやー参りましたよ。資金繰りがもうダメで…早く廃業するようにアドバイスしてきました。」

私「バカタレ」

すぐに社長に御電話を入れ、非礼を謝して
その足でエリート君連れて一緒に再度社長んとこに行ったん

奥さんとスタッフ1名の3人の町工場
廃業したらおそらく担保では返済できず社長は家を追い出され自己破産なります。
どうすれば生き残れるか?
もし廃業するとしたらソフトランディングとしてどんなプロセスがよいか
色々考えて提示することにして帰ってきました。

「こんな状態でさっさと廃業できない訳がある」って
いうのが、わからへん気付かへんのは
傲慢やねん。

その訳にこそ問題があって課題を見つけ出して解決していくのが私たちの仕事やねんちゅーねん
金がもらえるかどうか?そらもらえんやろな…
そんなもん関係ないねん
困った人が目の前におったら助ける
人間としての当たり前のこっちゃ
愛ぢゃ
愛っ
切り捨てて帰ってくるなど言語道断
切って捨てるべきは愛なき己であるぞよと愛の教育。

ちゅーことで
挫折知らずのエリート君泣く

知らんちゅーねん
アタマえーんやし自分で考えてねってコト。
アタマと心根と根性と筋道と行動力は無関係やねんね

彼はその後しっかりして
自分の会社を興すのです。