成果報酬の算定方法は?

2016.08.18 「仕入最適化プログラム」ってこんなモノ

「仕入最適化プログラム」の成果報酬の算定方法について少し詳しく述べておきます。スタート時に詳細の説明をさせていただくものです。

まず、取組以前の12ヶ月の売上高に対する商品(材料)仕入率を「算定基礎数字」と置きます。進行月の売上に、その「算定基礎数字」を掛けて出た数字と、実際に取組んだ実績を比較し、その金額差を成果とします。それはそのまま手元資金の増大になります。

2カ月ごとに集計し、その成果に対して30%+税をお支払いいただいています。それが私たちの報酬となります。

月次で頂いている業務管理費用は、会計上は仮払金として扱っていただき、算出された成果報酬金額に含めることとします。オール成果報酬という形です。

事前審査にて、月次管理費用分の成果報酬も出てこないと予測される管理された企業には、私どもからそもそも成果があまり見込めないので別の施策を検討しましょうと提案し、ご一緒に考えます。

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成果が出ると思われる仕入率であるにも関わらず、人的、組織的ななんらかの理由で、成果が出ないときは、月次管理費用を下限としてお支払いいただきますが、それ以上の費用は掛かりません。それどころか、私どもでは、成果を出すために現場に頻繁に訪問します。そして成果の障害になっている問題解決に奔走します。

当社は、コストばかりが嵩むことになるわけですが、成果を共有するために私たちは一直線に問題を探索して解決し、必ず成果に結びつける覚悟をもって取組んでいます。

成果が出ないと私たちは仕事にならないしくみになっているのです。

(株式会社産業育成研究所 キャッシュフロー改善の専門チーム)