4月昇給は損ですねん

2017.04.03 キャッシュフロー改善 人件費対策 人材 経営改善

社会保険料、厚生年金等の法定福利費の算定は、4月から6月の平均給与に基づいて行われます。
ということは…4月昇給したら損ですやん!
慣例で、4月昇給の企業が多いですね。合理的にやりませんか?
法定福利費が上がる…ということは…思ったより手取り増えません。
場合によっては、昇給したのに手取り下がる!なんてこともありますねん。

しかも法定福利費の会社負担はのしかかります。
しかも社会保険料率は年々アップされていっております…

できたら4月~6月までは残業もセーブしたいです。それで法定福利費の金額規模が決まるからです。

7月に昇給したら…
法定福利費の負担は料率のアップ分だけですみます。
ということは…手取りしかっり増えます。みなさん喜びます。
会社負担の増大はセーブできます。

今や法定福利費は税金よりも重い負担になりつつあります。
ちょっとのことで大違い
従業員数が多ければ多いほど、残る手元資金は増大します。

そう考えると、営業部署でなくとも総務や人事の人が、会社の儲けに貢献できることは沢山あります。

(キャッシュフロー改善の専門チーム。 株式会社産業育成研究所)